Blue Note 2003
Japan Tour 2003
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Osaka Blue Note
10月30日(木)〜11月1日(土)

Blue Note Tokyo
11月3日(月)〜11月8日(土)
※11月5日(Off)


Nagoya Blue Note
11月11日(火)〜11月13(木)

Bobby Caldwell (vo)
Mark McMillen(key)
George Shelby(sax)
Tommy V(g)
Russ Miller(ds)
Jon Murray (b)
Christian Ebner(back vo)
Christian Miller(back vo)


1.Call Me Up (Brand New Song)
2.Heart Of Mine
3.Where Is Love
4.One Love
5.Good To Me
6.What You Won't Do For Love
7.Work On By
8.Don' t Ask My Neighbor
9.All Or Nothing At All
10.Tell It Like It Is
11.Janet

12.At Last



本当だったらこの来日の期間にボビーのハワイ公演があったはずなのに、、、何らかの理由でキャンセルとなって悲しんでいたら突然のこのニュース!
ボビーが10月末に再来日?ニューアルバムもリリースなしで来日???
早速、バンド・メンバーであるマーク・マクミレンに連絡したところ、「一緒に行くよ」との返事。3月に名古屋ブルー・ノートに出演したばかりなので、絶対に秋の来日はないと思っていたのですが、見事に裏切ってくれました。ホント日本のボビー・ファンって恵まれていますよね。いつもアメリカのファンが日本公演が決まると、連絡があるのですが、決まって「ジェラシー」を連発するのです。
今回のハイライトはなんと言っても新曲をどこのファンよりも前に日本のファンの前で披露してくれた事。
それもいきなりオープニング曲に持ってくるんだから、びっくりしますよね。「こんな曲しらん」とおもったファンの方が多いのではないでしょうか?♪「Call Me Up」の強烈なフック、R&Bテイストなボビーらしいメロディー・ライン、お見事です!会場ではこの曲の後半には、♪「Call Me Up」って多くのオーディエンスが歌ってましたね。この反応にボビーはかなりご機嫌な様子、アルバム制作に弾みがついたのではないでしょうか?
2曲目からは、いつものボビーのパフォーマンス、ピアニカ・ソロが聴ける<Heart Of Mine>、<Where Is Love>、<One Love>あたりは序盤のハイライト。<風のシルエット>ではジョージ・シェルビーの熱いサックス・ソロが聴けましたし、<Janet>ではトミー・Vのハード・ロックばりのギター・ソロと見どころ、聴き所いっぱいのステージ。最後はマーク・マクミレンのキーボード・ソロでスタートするいつもの<At Last>。今回初参加のコーラスのクリスチャン・ミラーのヴォーカルもキュートでしたね。
もう少し聴きたい1時間強のステージは、ボビーを越えるのはボビーだけって痛感したステージでした。

With My Hero Bobby Caldwell My Best Friend Mark McMillen
Beautiful Christian Miller George,Richard,Jack,Me and Mark


大阪で3日、東京で2日ボビーやバンドのメンバーと過ごし、いろいろ聞いたお話を、、、

★やっぱりこのネタから、、、毎年2月14日にリリースするって言ってる新譜は?
今回新曲<Call Me Up>を披露したと言うことはかなり信憑性を帯びているのではないでしょうか?3月に教えてもらったアルバム・タイトルはどうも変更になるようで、まだ決まっていないようでした。帰国してから録音作業を進めるとの事。ここまで来たら気長に待ちましょう。納得の行くまで拘って作ってもらいたいですね。
大阪2日めの深夜、公演終了後ご機嫌なボビーとブルーノートのカウンターで飲み会になってしまったのですが、今度の新譜はハートの形のCDにしてリリースしたいと仰ってました。どうもヴァレンタイン向けにその形まで拘っているようでした。

★<Call Me Up>はボビーとマーク・マクミレンの共作曲で<I Give In>に続くマークとのコラボレーション。
現在とんでもない嬉しい交渉が、、、なんと某有名携帯電話のコマーシャル曲としてプレゼン中なんですって!
ある日突然TVから♪<Call Me Up>が流れ出すかも・・・なんて素敵なんでしょう!私が広告代理店、もしくは電話会社の社員だった一発採用なんですがね。(笑)実現したらパーラメントのCFと同じようなムーブメントが起こる可能性が極めて高いですね。

★その新曲ですが、大阪の初日の2ステージのみ2曲の新曲が聴けたのです!
サウンド・チェックを終えたマーク・マクミレンから電話連絡があり、「今夜のステージでは2曲新曲を披露するから、期待しておいで」って、、、
しかし、2日めからのステージでは1曲に、、、(涙)オミットされた曲は<Perfect Island Night>、コンポ―ザーはフィル・ペリー、アレンジ&プログラミングはマーク・マクミレンだそうで、ボビーの書き下ろし曲ではないのですが、今度の新譜に収録される予定だそうです。ボッサ調のトロピカルなご機嫌なナンバーでした。
「どうしてやらないの?」の答えは、この曲は喉が辛いとの事。がっかり。。。

★大阪公演では<Show Me>が聴けたのですが、途中から<Walk On By>に替わりました。

★そうそう、ボビーの愛用ギターが替わっていたのお気づきでした?「どうしてギター替えたの?」って聞いたら、「盗まれた」って答えが!?なんでもLA公演中に無くってしまったようです。#なんてひどい話、、、

★いつものコーラスのジーンは?
ダブル・ブッキングで他のアーティストのツアーに参加、で今回はパス、その代役は美形の女性、クリスチャン・ミラー。
彼女はドラムスのラスの奥さんで、ボビーのジャパン・ツアーには初参加。アンコールの<At Last>でビューティフルなヴォーカルを披露してくれました。華奢な容姿からは想像も付かないパワフルなヴォーカルにゾッコンです。

★その旦那さん、ラスはなんと来日公演中に突如、メキシコへ???
YAMAHAのイヴェントがメキシコであり、それに出演する為一時お留守。所謂ダブル・ブッキング(泣)
東京公演の4日〜6日まで日本のドラマーが急遽参加するというハプニングがありました。

★東京公演中、キーボードのマーク・マクミレンはFM-CoColoの収録を行い、11月16日に関西方面でオン・エアーされました。
ボビーとの出会いや、自身のアルバム、制作中の3枚目の新譜に付いて語ってくれました。
なんでも、既に6〜7曲が出来上がっていて、82年にチャカ・カーンに提供した<So Not To Worry>をセルフ・カヴァー、来年の春までに完成させたいとの事。こちらの方がボビーよりも早くお目見え?(笑)

★来年の4月か5月には新譜のプロモーションで来日の予定、ライブがあるかどうかは未定。

[16/Nov/2003]

今回も沢山の方々に大変お世話になりました。本当にありがとうございました



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